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絢爛豪華、愛媛の新居浜太鼓祭り

『四国三大祭り』というのをご存知でしょうか?

四国三大祭りとは、徳島の『阿波踊り』香川の『よさこい祭り』そして、愛媛の『新居浜太鼓祭り』の事を言います。

徳島の阿波踊りは言わずもがな、香川のよさこい祭りも非常に有名ですね。

しかし、残りの新居浜太鼓祭りに関してはあまりよく知らない方も多いでしょう。

新居浜太鼓祭りというのは、愛媛県新居浜市内で行われる秋祭りの事で、毎年、十月の十五日から十八日までの三日間をかけて催されます。

特徴としては、『太鼓台』と言われる、金糸、銀糸を使用した煌びやかな山車が目を引きます。

この山車――――太鼓台が市内を練り歩くのです。

このお祭りは、秋の豊作を願ったもので、市内最大のイベントでもある事から、県外からの見物客も絶えません。

それ程に、この太鼓台という山車は、見る一見の価値があるのですね。

新居浜太鼓祭りは、男祭りですので、直接的には女性は参加出来ないというのも特徴の一つです。

件の太鼓台ですが、高さ約5.4メートル、長さ約11メートル、重さ約2.5トンの巨大なものであり、『かき夫』と言われる総勢百五十人にもなる担ぎ手達により、担ぎ上げられます。

太鼓台は五十一台あり、川西、川東西部、松神子・又野・下郷、川東、船木、角野、泉川、中萩、大生院の九つの地域のいずれかに属します。

祭りの際は、この九つの地域を運営が統括し、新居浜太鼓祭りは行われるのです。

太鼓台の歴史には諸説あり、平安時代から鎌倉時代の間に確立されたとの見方が大半です。

京都の祇園祭にある、『かき山』を起源としているという説もあります。

太鼓台が現在のように巨大化したのは、明治時代の事であるそうで、それまではそこまで派手なものは少なく、豊作を氏神に祈願する厳かな行事であったそうです。

見所としては、通常は車輪を付けて動かしている太鼓台を、車輪を外し、人力で持ち上げる『かきくらべ』というものがあります。

更にこの状態から、天高く担ぎ上げる『さしあげ』というものや、耐久時間を競ったりもします。

また新居浜港では、港内を一周しながらかきくらべをする、船御幸というものもあり、それ専用の船までもが存在します。

他にも太鼓台同士をぶつけ合う、『鉢合わせ』というものもありますが、巨大な太鼓台がぶつかり合う事による危険性が指摘され、現在では、自粛も方向で運営側は進めているそうですが、未だに行なわれているのが現状です。

派手な太鼓台がぶつかり合うというのは中々に見ごたえがありそうですが、矢張り危険性などを考慮した時に、中止すべきという意見が出たのも当然といえば当然の流れとも言えます。

多少は、危険なものの、祭り自体は楽しいものなので、観光をしに行くもの一興ではないでしょうか?

きっと豪華な太鼓台に度肝を抜かれる事になるでしょう。

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