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気品溢れる雛祭り

もう直ぐ雛祭り、女の子にとっては楽しいイベントですね。

そんな雛祭りの時期に、佐賀県佐賀市、徴古館では、佐賀藩主、『鍋島氏』に因んだ『鍋島家の雛祭りと極小のこものたち』という催しが開催されます。

これは、侯爵鍋島家の歴代夫人が持っていた、雛人形、雛飾りが展示されるという趣旨の催しです。

旧大名家に相応しい、格式の高い雰囲気を肌身で感じる事が出来ます。

また、明治の時代から、皇室などの慶事の際に出される引出物『ボンボニエール』と言われる純銀製の砂糖菓子の箱の展示も行われます。

鍋島家は皇室とも縁があるそうで、それでボンボニエールを持っていたのですね。

このボンボニエールは約五十点程展示されるそうです。

鍋島家とは

鍋島家は元は佐賀藩主でしたが、明治時代の流れを受けて、侯爵家となった一族です。

鍋島家の墓は、佐賀県佐賀市『高伝寺』にあり、三つの塔が建っている、『五輪塔』タイプの墓となっています。

このお墓には『鍋島家化け猫騒動』という話が伝わっています。

これは、二代藩主、鍋島勝茂が家臣である龍造寺又一郎を騙まし討ちにした所、又一郎の飼い猫が又一郎の首を持ち帰り、その血を舐めて妖怪と化し、側室のお豊に化けて復習を企てるという怪談であります。

この化け猫は、お家騒動を煽ったり、勝茂の子供を死に追い遣ったりと、佐賀中で奇怪な現象が勃発させまくると大忙しの活躍?をします。

その後、千本本右衛門という者に、化け物としての本性を見破られ、退治されるというお話です。

このお話は創作物であり、元ネタがあります。それは作中のお家騒動であり、それが下地となり『鍋島家化け猫騒動』というお家騒動を暗喩したお話になったそうです。

このように、中々に昼ドラさながら歴史を辿っている鍋島家ですが、そのドロドロとした部分と同時にとても華やかな歴史を持っている一族でもあります。

『鍋島家の雛祭りと極小のこものたち』ではそんな栄華を誇った一族の生活の一端を雛飾りというものを通して見る事が出来るのではないでしょうか?

『鍋島家の雛祭りと極小のこものたち』は二月の十六日から、三月末日まで開催されています。

期間が長いですので、お休みを使って佐賀まで足を伸ばしてみては如何でしょうか?

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