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数少ない山車祭り

埼玉県川越市の川越氷川神社では、毎年十月の第三日曜日とその前日である土曜日に、盛大のお祭りが開かれます。

その名も『川越氷川祭』一般的には『川越祭り』と呼ばれているお祭りです。

茨城県の『常陸國總社宮大祭』、千葉県の『佐原の大祭』と並び、関東三大祭りの一つとして数えられています。

何と二日間で八十万人を超える人出を数え、かなりどころか、物凄い盛況ぶりを見せてくれます。

その長い歴史と、文化的な価値から、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

川越祭りの始まりは、川越藩主、松平信綱が祭礼用の道具を川越総鎮守氷川神社に寄進したというのがきっかけだったそうです。

そして第一回の川越祭りが行われたのは1652年の事だそうです。

川越祭りこと『川越氷川祭』は、毎年十月の十四日に行われる例大祭から始まるのですが、その例大祭は神社の創建時から続いている様で、おおよそ千五百年前から続いている事になります。

前夜祭扱いの例大祭の方が歴史が長いなんて、何だかおかしな感じですね。
 
この川越祭りの見所はなんと言っても、様々な種類の山車でしょう。

明治維新後に関東のお祭りでは、神輿が主流になりましたが、川越祭りでは現在でも神輿の代わりに山車を使用しています。

更には戦後も山車は増え続けていて、まだ新造中の山車や計画があるそうです。

山車を使ったお祭りは関東でも珍しいので、そういった意味でも貴重だと言えます。

山車の数は現在公表しているだけでも二十九もあります。

山車の殆どは三層になっていて、車輪は四つのものと、三つのものがあります。

最上部――――一番上には山車ごとに違った人形を飾り付け、人形の名前がそのまま山車の名前になっている場合もあります。

人形は、神話、民話、能などから題材を選ばれている様です。

また、山車を出さない年もあるらしく、その年を『影祭り』(かげまつり)と言うそうです。
 
人形に彩られた様々な山車、賑やかな喧騒、そのどれもが川越祭りだけのものです。

もし興味がおありであれば、一度足を運んでみるのも良いでしょう。

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