滋賀県の現地情報

無病息災、火渡り神事

滋賀県野洲市、大字永原ではある奇祭が二月の二十五日に行われます。

それは『火渡り神事』というもので、護摩木を燃やした跡の上を、何と素足で渡るというものです。

聞くだけでも熱そうですね。いや、もう、熱そうっていうか、火傷しそうです。

火渡り神事は、神火によって穢れを払い焼き、新年の繁栄、無病息災などを願った行事であり、古くから、多くの信仰を集めてきました。

このお祭り、誰でも参加する事が可能で、ルールを守る事と、覚悟さえあれば、参加する事が出来ます。

そのルールというのは。

  • 遊びではなく厳格な神事である
  • 申し込みは自由であるが自己責任である
  • 神威を信じ精神を統一して歩くこと
  • 話の種子にするために歩くのは邪心である
  • 神事に傷害保険はない自己負担
  • 酒気は天神が喜ばない行為である

最初の項目に関しては当然ですね。

火の上を歩くぐらいなのですから、生半可な気持ちでは出来ない筈です。

きちんとした心持で行えって事です。

次の項目ですが、一気に現実的になりました。

やるのは自由だけど責任は取らないとの旨です。

三つ目は、神様を信じて歩いて見なさいという事です。

個人的にも信心が無い人が火の上を歩いた所で端にも棒にも引っかからないのがオチだと思います。

信心ありきでこその神事なのです。

四つ目は、興味本位で参加しないで下さいという事ですね。

あくまで明確な理由が無ければ参加は控えた方が宜しいでしょう。

もしかしたら、天罰で火傷になるかも……。

五つ目の項目は、保障はしませんよ、という事ですか。

二つ目をも似通っていますが、怪我をしても保障は無いとの旨です。

最後はお酒は飲まないで参加して下さい、という事です。

酒帯での参加が危険なのでしょうか?

それでなくとも神事などではお酒は『お神酒』として神聖なものとして扱われるので、特別な場合でなければ飲んではいけないのでしょうね。

以上が火渡り神事に参加する際の心得です。

神事の参加の際には千五百円を払って、神事自体に参加する事になります。

ええ、神事自体ですから、火を渡るのです。

ちなみに参加した方には『足型守』というものが貰えます。

火を渡った後に、この足型守に手形ならぬ、足形を取り、持ち帰って寝室に飾ると、その年の無病息災が叶うと言われています。

更に、ここからも余談ですが、この火渡り神事……熱いそうです。

なので、やってみたいという方はしつこい様ですが、覚悟を持ってやって下さい。

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