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華やかな神楽の舞

石見神楽というものを知っていますか?

石見神楽とは島根県西部の伝統芸能の一種であり、主に日本神話を題材にした神楽舞の事です。

起源については定かではありませんが、室町時代の後半には、既に伝えられていたと言います。

また、能や狂言、歌舞伎の影響も入っているそうです。

石見神楽は神事というよりも、エンターテイメント性を高めた、大衆芸能的なものになっており、子供から大人まで幅広い人気を誇っています。

石見神楽の神楽舞台は、様々な場所にあり、イベントなどの際に使用され、多くは無料で見る事が可能です。

石見神楽は、堅苦しい神事というよりも、地域密着型の伝統芸能という見方が良いでしょう。

石見神楽の奏楽は、大太鼓、締太鼓、銅拍子、横笛で構成されます。

楽譜が無く、主に大太鼓の奏者が演目に合わせた楽曲をリードするのです。

無論、相当な技術が必要であり、鍛錬は欠かせません。

また、奏者は演目に合った短歌形式の『神楽歌』を唄い、雰囲気を盛り上げます。

奏楽の方は、最初こそゆっくりとした感じで進みますが、徐々にテンポオが早くなり、クライマックスでは相当に激しくなる様です。

演舞の舞手達は、美しい衣装を身に纏い、神楽面を着用します。

面を被るのは神方の者が大半であり、人間役の人は面を被らない場合もあります。

小物として、武器や扇なども持つ事があるそうです。

演目では、まず最初に『塩払い』という儀式舞が奉納されます。

これは、神楽殿に神を招く為に舞われるもので、神楽を舞う団体の中で一番舞の上手い人物が舞手に選ばれます。

面は着用せず、一人か二人の少人数で舞われるのも特徴です。

これはあくまで儀式であり、この塩払いを舞う事が出来る団体は非常に名誉とされています。

演目は多いので省略させていただきますが、『大蛇』という、スサノオが八岐大蛇退治する演目などはかなりの見ごたえがあり、『石見神楽の花形』とされています。

絢爛豪華な石見神楽、実際に見てみる事が一番だと思います。

もし、機会があるのならば、一度見に行ってみてはどうでしょうか?

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