静岡県の現地情報

十二の華麗な舞

静岡県周智郡、森町の小国神社では、四月の、例祭に近い、土曜日、日曜日に境内にある舞殿と言われる場所で十二曲の舞と番外の舞が奉納されます。

1982年には、山名神社天王祭舞楽、天宮神社の十二段舞楽と並んで、国の重要無形民族文化財に指定されました。

神事でありますが、それぞれの舞による演出が凝っていて、独特の芸能性を確立しています。

天宝元年(701年)に勅使(天皇の使い)が神に奉納する為に舞ったのが始まりだと伝えられています。

神社の氏子の方は昔から舞楽とは言わずに、舞物と呼んで親しんでいるそうです。

十二段ある舞では、その内、六つを子供が舞います。

氏子は古くから舞楽とは言わず、舞物(まいもの)と呼び親しんでいます。

十二段のうち6段を舞い子に選ばれる子供が舞います。

十二ある曲目と番外が一つ。

合計で十三ある楽曲ですが、このような順番になっています。

番外 『花の舞』祓えの舞です。

一番 『連舞』舞楽の始めに行う舞であり、『神に供へる又は押し鎮める』という意味があります。子供二人で舞われる様です。

二番 『色香』大人二人で白い面を付けてゆっくりと舞われます。

三番 『蝶の舞』これは子供四人で、華やかな衣装を身に纏い舞われます。

四番 『鳥の舞』蝶の舞とよく似ています。同じく子供が四人で舞います。

五番 『太平楽』これも子供が四人で舞う舞です。先程の二つとは違い、中国演劇のようなある意味猛々しい格好で舞います。

六番 『新まっく』子供四人で黄色い着物を身に付けて舞われます。

七番 『安摩』紙のお面に、青い着物で舞われます。本来は二人で舞う舞ですが、小国神社では一人で舞われるそうです。

八番 『二の舞』先程の『安摩』の答舞です。

九番 『抜頭』竜の頭が付いた面を付けて舞います。ちょっと格好いいです。

十番 『陵王』子供一人が白装束で舞います。

十一番 『納蘇利』妖怪のような青い面を付けて舞われます。軽快な動きが特徴です。

十二番 『獅子』大人三人で舞われます。悪魔祓いの意味があるそうで、その辺りは獅子舞に共通しているのでしょう。

これが十二の舞と番外舞です。

如何だったでしょうか?

無論、このような稚拙な文章ではその華やかさと言いますか、雅な雰囲気は感じられないので、是非実際に行ってみる事をお勧めします。

目に鮮やかな華麗な舞――――どうぞご覧下さい。

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